SCENE33 【睡眠知識】 睡眠の2つの大きなメカニズム

こんばんは。私のブログも朝型から夜型になりつつあります(笑)
【情報】
「不眠の輪」というSNSのコミュニティーを作りました。自分や自分の周りの人たちの睡眠についての疑問に対してアドバイスしていきたいと思います。参加者間の意見交流も希望しています。基本参加はオープンですが、管理者の許可を設定していますので、「ブログみてきました。」と一言つけてくださいね(^^)。   
 http://www3.atpne.jp/goodsleep/?m=pc&a=page_f_home&target_c_member_id=1

現在リニューアルで工事中なので、また利用可能になりましたらお知らせいたします。

◆血糖値が高くなるのに痩せていく!?  web R25 5月26日配信
「まだまだ若いから糖尿病なんて関係ない」なんて思いがちだけど、最近は10〜30 代の間に「ペットボトル症候群」なる現代病が増えているんだとか。う〜ん…ネーミングからして謎であります。そこで、ペットボトル症候群を発表した聖マリアンナ医科大学の研究グループに在籍していた、星賢二先生(現・たまプラーザ内科クリニック)に話を伺いました。

ペットボトル症候群はたくさん砂糖の入った清涼飲料水や缶コーヒーなどを大量に継続的に飲み続けることで、太りやすくなり、血糖値が高くなって、急性の糖尿病になるというものです。症状としては、『体のダルさ』や『ノドの渇き』、『トイレに行く回数が増える』などがあり、最悪の場合は、昏睡状態に陥って病院に運ばれるケースがあります」

ちなみに、炭酸飲料水(350ml)の糖分をスティックシュガー(3g)で換算すると、ノンカロリーで1.5本、カロリーオフで約5本、通常のもので約12本分になる(参考/生活習慣病予防のための食べ方ナビゲーション たべナビ君)。そう考えると、ボクらは無意識のうちに糖分を意外とたくさんとっているのかも。

ペットボトル症候群は、本人が無自覚のまま悪化しているケースが多いです。血糖値が高くなるとノドが渇きますが、その渇きをうるおすために清涼飲料水を飲む。するとさらに血糖値が高くなり、またノドが渇いて清涼飲料水を飲む。そして、さらに血糖値が上がる。そんなスパイラルに陥るのです。ちなみに、ペットボトル症候群は肥満の方に多いですが、高血糖の状態がさらに進んでいくと、体はどんどん痩せていきます」

えっ? 血糖値が高くなっているのに痩せるんですか? 逆に太りそうなイメージが…。

「体の中に入った糖は、膵臓(すいぞう)からつくられる『インスリン』というホルモンによって、エネルギーとして利用されます。しかし、高血糖の人はインスリンの分泌能力が少ない場合が多く、血液中にはたくさん糖があるのに、エネルギーとして利用されない状態になります。そうすると体は糖が足りない(利用されていない)ことを察知して、脂肪を分解して糖をつくり始めるのです。当然、血糖値は高くなりますが、インスリンが不足しているわけですから、エネルギーとして利用されない。こうして、血糖値だけが上がり、痩せていくのです」

なるほど、痩せ型だからとかあまり関係ないんですね。ペットボトル症候群にならないために、普段からよく飲む飲料水の糖分量や、1日にどれくらい糖分をとっているかなどを知り、まず肥満を予防し、血糖値が高くならないようコントロールしたいものです。(R25編集部 引用)

◆誤解して理解していることって、ほんとに多いですね。初めてペットボトル症候群という言葉を知りましたが、情報過多の現代社会で、「何を捨てるか?」そして「正しい情報なのか?」という意識は、一面では読み手の責任の時代ですね。

◆睡眠は2つの機構(メカニズム)が相互に関連しながら制御されています。

 (1)恒常性維持(ホメオスタシス)機構
 (2)生体時計機構             です。

簡単に言うと(1)は「疲れたから眠る」 (2)は「夜になると眠くなる」です。
(1)は脳の日中の活動により睡眠物質が溜まってきます。(2)メラトニンという睡眠ホルモンであったり、体内時計による体内のいろいろなリズム(例えば体温リズムなど)のハーモニーの状態です。

一般的に言われていることは、どちらかが維持されていれば、なんとか健康にやっていけるといわれています。逆に言えば、たとえば、夜遅くまで残業し、デスクワークの管理職などは、とても危険な状況です。私が睡眠障害になった時も、このような状況でした。精神的にも交感神経優位から副交感神経優位への切り替えがうまくできなかったことも原因です。PC普及により、不眠を感じる人が増えているのは、もっともな話なのかもしれません。