SCENE34 【睡眠知識】 年齢による総睡眠時間におけるレム・ノンレム睡眠 居眠りの意味 睡眠状態って?

おはようございます。今朝の気温18度、湿度50% 曇り、とにかく寒〜いです。今日は防寒対策に近い服装でちょうどいいかもしれませんね。

<情報> カキコに対して返事コメントが本文に載らない状況です。いま尋ねているので、サイドバーのコメントで確認してくださ〜い。

◆温暖化で小型哺乳類が危機に 1万年前の激減から回復せず  CNN.co.jp配信引用

 北米に生息するリスやネズミなどの小型哺乳(ほにゅう)類は、地球温暖化で大きな影響を受ける恐れがあり、既に限界点に近付いているとする研究報告が米科学誌「ネイチャー」に掲載された。

スタンフォード大学の研究チームはカリフォルニア州北部から出土した小型哺乳類の化石を調べた。その結果、前回の地球温暖化が起きた約1万2000年前に、小型哺乳類の個体数が激減していたことが判明。多くは個体数が回復しないまま、さらなる温暖化の影響にさらされやすくなっていることが分かったという。

カスケード山脈南部の山ろくにあるサムウェル洞窟からは、現在米全土に広く生息しているシカネズミに匹敵する個体数の地リスとハタネズミの化石が見つかった。しかしシカネズミが温暖化の中でも繁殖を続けたのに対し、地リスとハタネズミの個体数は減少したまま回復せず、この期間の小型哺乳類の減少によって生物多様性は30%減少したと研究は指摘している。

マンモスのような絶滅は免れたものの「小型哺乳類全体としては多様性が大きく損なわれ、将来的な変化に適応しにくくなっているかもしれない」と論文を執筆したジェシカ・ブロア氏は警鐘を鳴らす。

国連がこのほどまとめた「地球規模生物多様性概況第3版」(GBO3)でも、生物の多様性の喪失がかつてないペースで進んでいると指摘、壊滅的な事態になるのを避けるために、政府は直ちに行動を起こす必要があると促している。

◆動物たちにはなんの責任もないですよね。長い期間維持してきた地球の生態系を、人間という動物の勝手な行動で破壊していることに、とても悲しいです。回りまわって生態系が崩れれば、人間も自然のお叱りをうけることになるのではないでしょうか?

◆まず睡眠の定義というのはあるのですが、事例で説明します。
「狸寝入り」は睡眠ではありません。(当たり前ですね)催眠状態、病的な昏睡状態も睡眠ではないんです。対して、夢中遊行や夜驚症は睡眠状態と言われています。睡眠事態、未解明領域が広いので、「そんな感じなんやな?」程度でいいと思います。

日本人は「働くもの食うべからず」という精神が、居眠りに対して厳しい見方に繋がっているように思います。短時間の効率のよい眠りに「マイクロスリープ」と「居眠り」があります。秒と分の長さの単位の違いです。これのいい点は、覚醒状態に戻るまで意識水準の変動が少なく、目覚めた後の気分が爽快であることです。適時、細切れにこの「生理休息」を上手に使うことが、眠りの達人への第一歩かもしれません。

総睡眠時間について・・・・

新生児で16〜17時間、4ヶ月児で14〜15時間、1歳児で12〜13時間、小児期で10〜12時間、青少年期で8.5〜10.5時間と次第に短くなります。ただ日中の睡眠時間の短縮で、夜間の睡眠時間はあまりかわりません。青年期〜中年期で7〜8時間、それ以上は加齢とともに減少傾向があります。

総睡眠時間に占めるレム睡眠の割合は、新生児は50%、小児期で20%程度、あとは加齢とともに15%程度まで減少します。しかし、ノンレム睡眠の量は、成年期以降は大きな変化がない点は興味深いです。