SCENE62 【睡眠と入眠儀式】  イメージトレーニングを活用しましょう♪

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◆白髪は色素細胞の活動停止によるもの
6月22日 web R25配信引用

まだ10代のころの話だが、髪をかきあげた際、不意に目に付く白髪が気になってしょうがなかった時期がある。いわゆる若白髪だ。たいした量ではなかったけど、どうしても気になってしまい、授業中だろうがバイト中だろうが、見付けたら必ず白髪を抜いていた筆者。その姿を見て、周囲は口をそろえて言ったものだ。「白髪は抜いたら増えるよ」と。

ホントに増えるんだろうか? …とビクビクしながらも、白髪を抜く癖をやめられなかった。ところが、懲りずに抜き続けた結果、やがて筆者の頭髪から白髪は消え去ったのだ。
だからこそ、体験的に思う。――白髪は抜いたら増えるというのは、根も葉もないウソなのでは!? 真相を確かめるべく、医療ジャーナリストにして医学博士の森田豊先生に聞いてみた。
「そうですね。明らかに迷信で、科学的な根拠は一切ありません。実際に複数の被験者に白髪を抜き続けてもらう実験を行ったテレビ番組もありましたが、やはり増加が認められたケースはなかったようですよ」

ちなみに森田先生によれば、白髪というのは髪の毛からメラニン色素が抜けた状態を表し、メラノサイトという色素細胞が活動を停止するために起こる現象だ。白髪を抜くことで、こうした活動が連鎖して起こるというデータは存在していないという。

では、なぜ「抜いたら増える」などという俗説が、これほど広まったのだろうか?

「おそらく、白髪が気になって自分で抜き始めるタイミングというのは、年齢的にちょうど白髪が増え始める時期でもあるからでしょう。抜いたから増えているのではなく、実際は加齢のため、抜かなくても白髪は増えているわけです」(森田先生)
とはいうものの、加齢によって増えていく白髪をいちいち抜いていたら、今度は薄毛に悩まされることになってしまうのでご注意を! なお、白髪は体質や遺伝、さらにストレスに左右されるとの説が有力で、必ずしも老化の表れというわけではないらしい。あまり気にしないほうが良さそうだ。

◆加齢とともに今まで気付かなかったものが、目に止まることってあると思います。しかしそれに抵抗するには、お金と時間がかかります。やはり、木の年輪のように、加齢を受け入れて人生を過ごして行くことが、一番の健康法のように思います。私たちは、この世に「オギャー」と生を受けた時点で、死に向かって走り出しているのですから。

◆入眠儀式は、あくまでも自分が「心地よい」と感じる「こと」「もの」でなければなりません。
今日は一つ、「イメージトレーニング」を紹介します。一流のスポーツアスリートたちは、必ずと言っていいほど、メンタルコーチをつけます。

日中の嫌なことを、イメトレでプラスのイメージで一杯にしてしまうのです。プラスのイメージを心に思い浮かべれば、そのイメージにあった神経回路を使う状態が、頭の中で再現されます。それを繰り返すと、起きているときに、実際に何かをする時にでも、たちまちプラスの神経回路が働きます。

心理学者の多湖先生は、「心に黒板をイメージして、いやなことを全部書き出します。それから黒板消しで「そんなことはなんでもない」と言いながら、一つずつ消していくそうです。

だから「落ち着く」「気持ちいい」などの「快」に繋がるイメージをすれば、心身ともにリラックスできます。私も利用しているので、オススメです。ぜひ、今晩からやってみてください。最初は慣れないかもしれませんが、気にせず続けて行くうちに、体感するときがきます。