SCENE149 【睡眠と食】  寝る2時間前からは、ものを口にしない

おはようございます。最近ようやく過ごしやすい気候になってきましたね。しかし、今年の夏の疲れが出やすい時期でもあるので、気をつけましょうね。

★今日のサイエンストピック
過体重や肥満の若者、親も冷遇する傾向=米調査    ロイター配信記事引用 9月24日

 過体重や肥満の若者は、学校や社会で差別を受ける可能性があるだけでなく、親からも冷たく扱われる傾向があることが、米国の調査で明らかになった。

 これまでの複数の調査で、過体重や肥満の子どもたちは親に大学の学費を払ってもらえない傾向があると示されていたが、北テキサス大学の調査チームによると、車の購入に際し親の援助を受けられる割合も低いことが分かったという。

 調査は、17─26歳の大学生379人を対象に実施され、そのうち30%が男性だった。

 肥満度などを示すBMIボディマス指数)を比較すると、親に車の購入を援助してもらった学生の平均BMIは23だったのに対し、自分で車を購入した学生の平均BMIは25と若干高かった。また、過体重や肥満の学生は、自分で車を買った学生82人のうち39%を占めたが、親の援助を受けた学生297人のうちでは18%のみだった。

◆夕食にステーキなどを食べたときは、消化に4時間くらいかかります。消化器官も休息が必要。意外と意識されていないのが、夕食後の夜食。

 「夜食は就寝の2時間前からは厳禁!!」 夜食を寝る前の直前まで食べていると、肥満の大きな原因だけでなく、熟睡できない原因にもなります。副交感神経の働きで、昼間より夜のほうが胃液分泌がさかんになります。そのため、夜は消化と吸収がどんどん進みます。

本来、これは昼間に消耗してしまった組織を寝ている間に修復するためのメカニズムです。しかし現代では、その修復に必要な栄養とエネルギー以上のものを摂取しています。

夕食や夜食に、脂肪分や糖分の多いものをたっぷり摂取しすぎると、からだがほてる原因になります。もちろん寝つきにくくなります。なぜなら、入眠時は体温を下げるメカニズムが働くからです。寝つきも悪くなり、熟睡感もなくなります。

 せめて、入眠の2時間前からは、入眠儀式としてモノを口にいれないことを習慣にしてください。