SCENE163 【睡眠とストレス】 相手の可能性を引き出すコーチングのコツ(3)

 今日は金曜日ですね。1週間のりきりましょう!

★今日のサイエンストピックス
日高山脈、慶良間など新規指定へ=国立・国定公園候補に18地域―環境省  時事通信配信記事引用 10月4日(月)

 環境省は4日の中央環境審議会(環境相の諮問機関)小委員会に、生物多様性保全の観点から取り組んだ「国立・国定公園総点検」の結果を報告した。北海道の日高山脈・夕張山地や沖縄県慶良間諸島沿岸など全国5地域を新たに国立公園の指定候補地とするのを含め、全国18地域を国立・国定公園の新規指定または大規模拡張の候補地とする内容。名古屋市で今月開催される生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)でも発表する。
 同省によると、国立・国定公園の指定状況について全国的に見直したのは1971年以来、39年ぶり。
 新たに国立公園への指定候補地とされたのはほかに、道東湿地群(北海道)、奄美群島(鹿児島県)、沖縄島北部のやんばる(沖縄県)。例えば、日高山脈・夕張山地は雄大な山脈や高山チョウなどの固有種の存在、奄美、やんばる、慶良間諸島沿岸海域はマングローブ林やサンゴ礁など、亜熱帯地域の特徴的で多様な生態系を有することが評価された。
 また既に国立公園に指定されている知床(北海道)や南アルプス(山梨、長野、静岡各県)などは、自然性の高い森林があったり、固有の動植物が生息していたりするなどの観点から、区域の大規模拡張を検討。同省は今後もう約10年間かけて各候補地を調査し、具体的な区域を指定していく方針だ。

◆人間の身勝手で、多くの自然を伐採などしてきました。もう地球レベルで、生態系を支えていた自然環境が崩れ、悲鳴に近いサインがでていると思います。これ以上の自然環境破壊を防ぐためにも、国立・国定公園指定で、保護していかなければならないと心から思います。

◆ みなさんの一番思い出に残っている誉められた言葉って何ですか?

  人を誉めることは、そこに気持ちがこもっていないと、逆にせっかくの言葉が届かないことがあります。
  
 コーチングでは、相手をほめたり、承認したりすることを、「アクノリッジメント」といいます。それをどういうスタンスにたって相手に伝えるかによって、大きく2種類に分かれます。

 1つは、「You」スタンスで相手を承認すること。「あなたは、●●だ!」 例えば、「よくやった!」「やればできるじゃないか!」といったスタンスです。このスタンスの誉め言葉は、2者間の関係性が薄いと、なかなか、自分の心に入ってきません。つい「そんなことないです。」などと謙遜してしまいます。

 もう1つは、「I」スタンスで相手を承認すること。「最近頑張っているね。私もやる気が高まるよ!」これは、相手が自分にどういう影響を与えたかを言語化しています。例えば、「任せた!」「頼むぞ!」などもそうです。

 前者は、評価的な誉め言葉であり、後者は自分がどう感じたか?を伝える誉め言葉です。
どちらが腹に落ちるかは、言うまでもないですよね。ちょっと意識するだけで、相手への影響は大きく変わります。

サラリーマンのアンケートで、不眠に大きく関与するストレスの原因の多くは、職場の人間関係、ついで、仕事の量・質といった結果があります。覚醒と睡眠は隔離されたものでなく、同一線上にある両輪です。いい睡眠は、いかに日中を過ごすか?と言い換えることもできます。