SCENE170 【睡眠と食】 【TVやゲームの弊害】 3:3:4の比率って・・・    

 この週末、大雨になりそうですね。昔は9月の25日前後に大きな台風が来るのが常でしたが、少し気候リズムも変わってきているのかもしれませんね。

★今日のサイエンストピックス
1日2時間以上のTVやゲーム、子どもの心理に悪影響=英研究   ロイター配信記事引用 10月12日(火)

 英国で実施された調査によると、テレビやコンピューターゲームに1日2時間以上を費やす子どもは、活動的であっても心理的な問題を抱えやすいことが明らかになった。
 この研究は、英ブリストル大学のチームが、10歳と11歳の子ども1000人以上を対象に実施。7日間にわたるアンケート調査で、テレビやコンピューターの前で過ごす時間と心理状態を調べたほか、体を動かす量も計測した。

 それによると、深刻な心理的問題を抱えるリスクは、テレビやコンピューターの前で1日2時間以上を過ごす子どもたちの方が、そうでない子どもに比べて約60%高かった。
 また、性別や教育レベル、そのほかの時間を活動的に過ごしているかどうかなどに関わらず、このような結果が表れたという。
 研究を率いたアンジー・ページ博士は「体を動かさないときに、何をしているかが重要なようだ」と説明。読書や宿題をする子どもには、悪い影響がみられなかったと述べた。

◆この研究成果は、将来の日本を危惧するものです。まずは、親から現代社会の利便性の裏側の弊害をまとめた小冊子を国に作成してもらいたいです。事業仕分け特別会計にメスを入れれば、これくらいの予算は捻出できると思います。

◆3:3:4 この比率は、栄養学で言われている食事の比重です。この比率で食生活を過ごされている、特に、サラリーマンは少ないかもしれません。朝は、トーストとコーヒー程度で、時間がないので出勤。意外と、夕食の時間は、会社を出てから、居酒屋で一杯飲みながらとか、自宅に帰って食べるとか、時間的に18時〜19時に食べることは難しいスタイルになっていると思われます。

「夜食」は気をつけなければいけませんが、実際「小腹がすく」と眠りに影響します。それを我慢して眠りについても、ぐっすり眠ることはできません。血液中の栄養分が少ない信号が脳に送られるので、脳が興奮状態になり、睡眠できる状態ではなくなります。

そういう時は、軽くクラッカー数枚とホットミルクぐらいを、食すると落ち着きます。ポイントは消化のいいものを少量とミルクです。これには、トリプトファンという睡眠の促進物質が入っています。

ぜひ、夜食の時間帯の食べるもの・量には、気をつけてくださいね。