SCENE178 【睡眠と五感・ストレス】  色の感情と睡眠への影響(1) 

 おはようございます。風邪をひいている方が多いので、体を冷やさないようにしましょうね。

★今日のサイエンストピックス
 稲刈り終わった水田のメダカ 子どもたち待つ学校へお引っ越し 両丹日日新聞配信記事引用 10月5日(火)

 福知山市岩間のメダカを放した水田で稲刈りが終わり、生き物たちのお引っ越しが4日から始まった。引っ越し先は市内の小学校、保育園13校園。先生たちが訪れ、子どもたちのためにと、網でせっせとメダカをすくった。 
 岩間の営農組合長をしている吉良勝さん(70)が「メダカがすめる安全な田で作った米を消費者に」と、ことし水田2枚計50アールに自宅で飼育した40匹を放し、「メダカと共生する米作り」をしてきた。山から流れてくるきれいな水のおかげで、稲はすくすく育ち、夏の間にメダカも大量に増えて実りの秋となり、このほど無事に稲刈りが終わった。 
 稲作を終えた後は、子どもたちにメダカすくいをしてもらうことを考えていたが、「イベントをするより、多くの子どものもとに届けられるように」と考え、市教育委員会を通じて学校へ声をかけたところ、13校園から希望があった。 
 2日に分けて持ち帰ることにし、初日は7校園の教職員が訪れてメダカを採集。ぬかるみに足をとられながらも、「いろんな虫もいますね」と笑顔で水路に網を入れ、次々とすくいあげていた。 
 ひときわ張り切って網を動かしていた修斉小学校の丸山勇喜校長は「産卵、ふ化を経て生き物が増えていく経過を観察することは、子どもたちにとって大きな感動で、大事にしなさいと言わなくても大事にします。よい教材をいただけました」と喜んでいた。

◆自然との共生を体験できる経験は、命の循環もいつかわかる素地ができるでしょうし、とても子供たちにとっては、思い出に残る体験になるでしょうね。

◆地球上には、太陽から色々な波長の電磁波が届いています。その中で、380〜780ナノメートルの電磁波を「可視光線」とよび、色として認識しています。この電磁波は、太陽表面からのエネルギーが、様々な波長をもって地球に届いたものなので、エネルギーなのです。たとえば、赤色の下着を着けると、体温が1度近くあがります。

 その中で色にも「感情」があります。まずは「暖色」「寒色」という区分。暖かい感情を起こさせる色(赤・オレンジ 長波長)とクールな感情を起こさせる色(緑・青紫 短波長)です。
 暖色と寒色の間の色は「中性色」といいます。

 暖色系の色は、彩度(色味の強さ・弱さ)が高いと積極的な感じを受けます。
 寒色系の色は、彩度が低いと沈静的な感じを受けます。(消極的ではないんですね)

 寝具の色は寒色系の方が、落ち着いた感覚になります。赤色、オレンジの色は興奮を高めるので、避けてくださいね。
 実は、睡眠と光・色は、とても密接な関係があります。影響度も大きいので、また紹介していきます。