SCENE248 【睡眠知識】 覚醒時にはセロトニン
最近「セロトニン」という言葉をよくみかけます。
Q:「セロトニン」って何でしょうか?
我々の脳内に存在する「情報伝達物質」です。脳内には神経ネットワークというものが広く張られています。しかしこれは、結合でなく「接合」されています。2つの神経単位の間に隙間があるのです。
ある情報を次の神経に伝えていく働きをする物質を「情報伝達物質」といいます。
この物質は、睡眠中はでません。覚醒とともに作られ始めます。
セロトニンは「こころ」のバランスをとることに働きかけます。また「ストレス」に対して対処します。
これを増やすには、「朝の太陽の光」の刺激と「リズム運動」の繰り返しで分泌量が増えます。
眠りの「メラトニン」(睡眠ホルモン)と「セロトニン」(覚醒度を高める情報伝達物質)は、睡眠ー覚醒のメリハリをつけるためにはとても重要な物質です。