SCENE262 【睡眠と姿勢】 被災地避難所での睡眠

原発所は心配ですね。爆発による放射線の拡散防水をヘリから放水に決行したニュースは、近隣の人たちの不安を消すほどのものではないと思います。支援(モノ)に差がある点は、なんとか地域連携機能で対応して欲しいです。
◆明日を信じて、希望だけはあきらめずに持ってください。
◆寒波が南下しているようです。底冷えによる低体温も可能性としては起こりえます。心配だぁ〜!
今週は被災地の皆様へ、気持ちを届ける意味で、感じたことを一言二言書いて行きます。  
◆被災地の皆様、まずは助けを信じて頑張ってください・・・。
 私が経験した阪神大震災は、地震と火災でした。しかし今回の天災は、津波だけでなく、原発機爆発による損失により、東京電力の管轄内(1都8県を5グループに分ける)で「計画停電」実施という過去に例をみない東日本の広域にわたる天災です。

 土地の高い小学校などで、1200人の避難者の取材をみました。
家族との離別(「ひとりぼっちになる女性の声には、胸がつまりました」)をした人、連絡がとれず生死がわからない家族の行方を心配する人、人間の人智をもってしても、それをはるかに超えるエネルギーで、まるで人間への挑戦のような天災です。

 ゆっくりと布団で眠れる日がいつ来るのか?見えない不安が心のエネルギー低下になります。集団生活で、プライベートの仕切りもない状態は、それだけで時間経過とともにストレスになります。

 狭いスペースで毛布をかけて寝るような状況だと思います。寝れない人もいると思います。大規模天災の場合、配偶者ァ・家族を亡くした人には、必ずそのショックの大きさを受け止めなければならない時期に心の不調を訴えます。 
 これはマズロー欲求段階説において、生存の欲求という、ベースとなる欲求です。それゆえ、現実を直視していくうちに、誰でも大なり小なり不安を抱えます。

 日本の再生のきっかけの時期に、このような代償として大きな傷ですが、世界からの日本の評価が、予想以上に暖かいものが多いのも、これから日本としての考え方を伝え、良好な外交関係を維持するきっかけにしてほしいと思います。