SCENE13  【睡眠とリズム】  気持ちよく入眠するためのコツ(入浴・ウオーキング)

 おはようございます。GWも中日ですね。上海万博が開幕で、谷村新司さんが「昴」を歌われていました。(私のカラオケとはちょっと違いますね 笑)
映像もパビリオンを写しても、「人・人・人・・・」中国人口のパワーを感じました。

 さて昨日の記事の中で、入眠の2〜3時間前に軽く汗かくくらいのウオーキングが気持ちよく眠りにつく一つのテクニックと紹介しましたね。

 問題です。このテクニックのベースとなるリズムは何でしょうか?
A.社会  B.排便  C.体温  D.血圧

 よく赤ちゃんがおねむになると、手足があったかくなってくることってありますよね。 問題の答えは C.体温です。

 ひとは体温のリズムの下がる時に眠りにつくと寝付きやすいです。それは赤ちゃんのケースそのものです。ひとの深部体温を下げるときは、血液を介して、手足の先から熱を放熱します。活動しない睡眠という時間では、エネルギー消費をできるだけ抑えることが必要です。そのために体温も下げるんですね。(動物の冬眠などもエネルギーを浪費しないために体温を下げます。) 

 このコツを利用しているのが、入浴です。38〜40度の温度で30分ほど半身浴をすると、体温が0.5〜1度あがります。その状態で風呂からあがり、「体を冷やす=深部体温を放熱させてさげる」と、入浴しないケースと比べて、意図的に体温を上げている分、体温の下降傾斜角度が急になるので、入眠しやすくなるのです。逆に熱すぎる入浴は、交感神経を高めるので、少しぬるめのお湯で体の芯を温めてくださいね(^^)

 あまり時間を置いたら、湯冷めして、深部体温の下降も終わってしまうので、
風呂上り30分くらいで床に入られたらいいと思います。

 人間の睡眠も動物から見れば「プチ冬眠」と言うかもしれませんね(^^)