SCENE43 【睡眠と社会問題】 いま!子供たちの眠りが危機的状況

おはようございます。今朝の気温26度、湿度48%、薄い曇り空、風は乾燥していてさわやか。昨日、19時頃に帰宅したときの温度は32度。その数字を見ただけで、立ちくらみ〜(笑)でした。

◆<梅雨入り>遅れて来週前半? 11日? 
6月5日 毎日新聞配信引用

 沖縄、奄美地方が5月6日に梅雨入りしてから約1カ月。平年なら九州以北の各地も順次、梅雨入りする時期だが、6月に入っても「五月晴れ」のような天気が続いている。気象庁によると、上空の偏西風が大きく蛇行し、日本列島付近に寒気が入りやすくなっているのが原因という。各地の梅雨入りは平年より遅れそうな情勢だ。

 平年の梅雨入りは九州南部が5月29日、四国が6月4日などで、6月上旬は本州各地が順次梅雨入りする時期にあたる。昨年は6月4日には既に東北北部まで梅雨入りしていた。しかし、今年は梅雨前線が日本の南海上にとどまり、梅雨入りの気配はない。

 気象庁気候情報課によると、梅雨入りや梅雨明けには、日本列島上空を流れる偏西風の蛇行の度合いが大きく影響する。梅雨前線は暖かい太平洋高気圧と冷たいオホーツク海高気圧などの勢力の境目にできるが、上空では偏西風が通る場所が暖気と寒気の境目にあたるためだ。同課は「偏西風は現在、日本付近で平年より大きく南側に蛇行し、北から乾いた寒気が日本列島に入り込みやすい状況が続いている」と説明する。

 気象庁によると、5月29日〜6月3日の東京の平均湿度は、最高67%、最低53%で昨年の同時期(最高86%、最低66%)より大幅に低く、さわやかな日が続いている。

 では、梅雨入りはいつになるのか。気象庁が4日発表した週間天気予報によると、来週前半に天気が崩れるところが多く、ここが最初の梅雨入り候補となる。だが、気象庁天気相談所は「西日本で梅雨入りする可能性もあるが、週半ばにいったん回復するとみており、梅雨入りの可能性は小さい」という。

 大本命は、その次に天気が崩れる見込みの11日。気候情報課によると、偏西風の蛇行は6月第2週の終わりから第3週の初めに収まる見込みだからだ。蛇行が収まれば、徐々に太平洋高気圧の張り出しが強まり、梅雨前線を北に押し上げていくという。天気相談所は「来週末に九州から関東甲信まで一気に梅雨入りする可能性もある」と話している。

◆何かジェットコースターにのっているような毎日の気温較差変動で、振り回されているうちに、「もう、梅雨入り?」って感じです。今度はジメジメ感とお付き合い。どちらが嫌と聞かれれば、私は即答「梅雨」です。

◆5人に1人は不眠に悩んでいます。おそらく、自分が不眠であることの無自覚者やこの統計からの時間経過を考えると、今はもっと多く、予備軍も含めると3人に1人といわれる人もいます。

確かにNHKの生活時間調査という5年に1回行われる結果では、1960年から2000年の40年間で50分、睡眠時間が短くなっています。先進国の中でこれほど短いのは、日本と韓国くらいなものです。

この40年というのが、睡眠にとっては劇的な変化であり、その環境に同調できないことで、不眠の増加というスポットライトがあたりはじめました。この40年で、コンビニ・ファミレスなどの深夜営業、ネットの普及による深夜利用などが、「寝るのは当たり前」という時代から「睡眠知識をもって今の24時間社会と折り合って行く」時代になりました。

その中で、子供の睡眠は特に「眠らない社会」の影響を受け、発育や学習・記憶に大きな影響を与えています。

厚生労働省の調査資料で、「午後10時以降に就寝する幼児の割合」があり、2000年で2歳児までは約60%、3才児で50%、4才児になると40%、5歳児で約45%。これは逆に言えば、50%以上の子供たちが午後10時以降に起きているということです。
ファミレスなどで若い家族が夜中に食事をしている風景をみれば。この数字の妥当性もわかります。家族のコミュニケーションと言ってお父さんが帰宅するまで起こしているケースもあります。これは両親が睡眠知識を知らないだけです。

発達過程における睡眠の重要性は言うまでもないと思いますが、それが危機的状況にあることで、「切れやすい性格」「学習成績に影響」など、子供たちに影響を及ぼしています。

このテーマで、行政の2時間の市民講座で話せるくらい、問題が多く、アンケートでも、「今まで全く意識せず育てていました。」という言葉がとても多かったです。まずは、子供を早く寝かしつけるには、朝の太陽の光を浴びることを「しつけ」てください。

すべての年齢層に「不眠」はありますが、これからの日本を託す子供たちのいい睡眠のためのしつけのために、お母さんには特に睡眠知識を知って欲しいと切望します。