SCENE50 【睡眠知識】 眠りに関係する3つのホルモンって・・・・

おはようございます。今朝の気温は27度、湿度48%、小雨です。食中毒ゾーンに気温が入っていますので、気をつけましょう。

◆<秋芳洞>ゴミに泣く 空き缶、ビニール袋、電池…
6月11日 毎日新聞配信引用

 カルスト台地として日本一の面積を誇る山口県美祢(みね)市の秋吉台で、ごみ問題が起きている。国の天然記念物の鍾乳洞に空き缶などが流れ込み、台地を走る県道沿いには家電製品などが捨てられ、貴重な生態系の破壊が懸念される。近く市は不法投棄されたごみの回収に乗り出す。

 秋吉台で確認された約450の鍾乳洞のうち、大正洞と景清洞(かげきよどう)は国の天然記念物、秋芳洞(しゅうほうどう)は特別天然記念物に指定されている。各洞は三角田(みすまた)川などとつながっており、定期的に掃除される秋芳洞を除く洞内には、流れてきたとみられるビニール袋、電池、弁当の空き箱など生活ごみなどが漂着している。

 秋吉台エコミュージアム自然解説指導員の田原義寛さん(37)は6年前から清掃ボランティアを続ける。昨年は8回、一般ボランティアらと大正洞など8カ所の洞窟(どうくつ)や縦穴で活動し、軽トラック1台分のごみを回収した。

 秋吉台では05年、「地下水系に生きる豊富な生物層」の存在が認められ、国際的に貴重な水辺を守るラムサール条約にも登録された。秋吉台科学博物館学芸員、石田麻里さん(32)は「秋吉台に生息するアキヨシミジンツボなど鍾乳洞には貴重な貝や虫が多い。ごみで流れが変わったり、重金属が流れ出せば生態系が崩れる」と懸念する。

 洞窟だけではない。秋吉台の北部、鐙(あぶみ)峠を走る県道沿いの斜面には約2キロにわたり、テレビ、冷蔵庫などの粗大ごみが不法投棄されている。市は「柵を設けたり、看板を増やすしかなく、効果的な防止策がない。8月ごろまでには回収したい」。洞窟ごみについても、秋芳洞以外は今後、定期的に回収するなど改善を図る方針だ。

 田原さんは「地下水系は複雑でごみがどこに流れ出るか分からない。絶対に気安く捨てないでほしい」と訴えている。


◆登山家野口健氏の富士山のゴミ拾いを思い出しました。自然破壊による生態系を壊すこともそうですが、今日のトピックのように人間が捨てたゴミも自然の循環を汚す。結局は回りまわって、私たちに、はね返ってくることを自覚しなければと思います。私たち人間は、自然界で生かされている動物の一つにすぎません。

◆睡眠に限定せず、今日の3つのホルモンは、心とからだの健全な維持に影響を与えるものです。

1)メラトニン・・・脳の視交叉上核(視神経が交叉する所)にある松果体から分泌されます。トリプトファンが原材料でセロトニンを経由して、セロトニンから合成されます。暗くなると分泌されます。以外と知られていない働きに、(1)抗酸化作用 (2)性腺抑制作用
があります。体の酸化防止と早熟を抑制しています。

2)セロトニン・・・最近、よく出版されている神経伝達物質の一つです。これが低下すると、気分が落ち込んだり、攻撃性や衝動性が強くなります。この働きは、覚醒中に高まり、朝の太陽光を浴び、リズミカルな筋肉運動(物をかむ、手を振って歩くなど)によりさらに高まります。

3)コルチゾール・・・副腎分泌ホルモンで、血圧、代謝促進、免疫機能に関係する生命維持に不可欠なホルモンです。分泌はサーカディアンリズムによる朝起きたときにもっとも多く分泌します。ストレスに応じて分泌量が増大します。

不規則な生活リズムにより体内時計が乱れると、上記3つのホルモンなどの分泌にも影響します。たとえば、早熟の子供たちが増えているというのは、メラトニンの影響→生活の夜型に原因の一つがあると考えられます。

<お願い>
私の記事は、皆さんのお役に立っていますか?感想などをいただければ、対応できるところは変えていきたいと思っています。気軽にカキコしてください。お待ちしています(^^)