SCENE51 【睡眠とストレス】  ストレス予防に効果のある仮眠の時間は?

おはようございます。今朝は気温22度、湿度62%、厚い雲、今日は折りたたみの傘が必要な感じです。空気は冷ややかなので、温かい格好が必要かも・・でも湿度もたかくなるとムシムシするし難しいですね。

◆ <子宮がん>用語廃止を要望へ 日産婦
6月12日 毎日新聞配信引用

 日本産科婦人科学会(吉村泰典理事長)は12日、「子宮頸(けい)がん」と「子宮体がん」を明確に区別するため、統計などで使われる「子宮がん」という用語を廃止するよう求める要望書を厚生労働省に提出すると発表した。正確な死亡者数を把握するためで、今後は同学会も全国の産婦人科医に死亡診断書などで「子宮がん」という用語を使わないように呼びかける方針。

 日産婦によると、子宮頸がんはウイルスが原因で子宮の入り口付近(頸部)にできるのに対し、子宮体がんは主にホルモンのバランスの変化で子宮内部の内膜にできるなど、両者は異なる病気だ。しかし、統計では両者を合わせて「子宮がん」としたり、「子宮頸がん」の検診を「子宮がん検診」と呼ぶなど、混合して使われるケースが多いという。

 小西郁生常務理事は「40〜50年前までは子宮体がんの患者はほとんどいなかったので、子宮頸がんを子宮がんとしても問題はなかったが、食生活の変化などで子宮体がんの患者が増え続け、混合が見過ごせなくなってきた。昨年、子宮頸がんのワクチンが承認されたが、死亡者数が正確に分からないと、効果も詳しく把握できない」と説明する。

 日産婦は要望書で、同省に公的文書での用語を改めるとともに、死亡診断書で使い分けるように他科の医師への指導も求めている。

◆女性特有の話ですが、食生活の変化などによる影響で、表面にでていない少子化問題の一因につながる話として私は受け止めました。数十年という時間のスパで、新たな子宮に関係するガンが増加している実態を知りました。

◆ストレスとは形がないので、感性・感情とストレスの区別は、なかなか線引きは難しいです。ストレスの原因をストレッサーといいますが、私は伝える時には、ストレスは「不快な感情の塊」と伝えています。「感情脳」と言われている「大脳辺縁系視床下部」を「理性脳」といわれる「大脳新皮質」が感情の処理のコントロールをしています。

特に企業に勤める中間管理職の方は、板ばさみのストレスの負荷を感じながら、処理できないまま家に持ち帰るケースが多いと思われます。奥さんに聞いてもらえたら随分違うのですが、そのような家庭は多くはないですね。管理職の個性が、上からのストレスを、増幅して部下に下ろすタイプの場合は、部下が最悪です。逆に部下に下ろさず自分の中で溜めているタイプの人は、高ストレス状態からストレス病への可能性が高いです。ストレスの負のスパイラルに入ると生産性向上どころではないですよね。「しんどい」と産業医にでも言えれば、随分ラクになるのですが、男性はなかなか難しいです。

事例としては、精神的ストレスが真の原因ですが、それによって、いい睡眠がとれずに翌日を向かえ・・・、の「負のスパイラル」に入ってしまう実態が多いようです。よく「お前らが心配かけるんで、俺は眠れないんだ!」みたいなことを言う管理職もいました。

そういう方に、午後3時頃に、20分程度の仮眠をとることで、脳の疲れが軽減し、負のスパイラルから離脱するきっかけになります。この時間は午後のちょうど中間地点ということもありますが、実は14〜15時に眠気のリズムの眠気がきます。夕方以降体温が上がり、仮眠しにくい状態になります。

これは管理職だけでなく、子育ての母親や日々ストレスを抱えている人に共有できるちょっとした快眠のツボなので、取り入れてみてください(^^)