SCENE66  【睡眠とストレス】  相手の可能性を引き出すコーチングのコツ(2)

おはようございます。今朝の気温30度、湿度68%、晴れ空気ジメジメ。食中毒注意。

◆睡眠悩み8割 クヮンソウ9割知らず  6月24日 琉球新報配信引用

  県物産公社が23日まとめた睡眠に関するアンケート調査によると、約8割が睡眠に関する悩みを持ち、そのうち「眠りが浅い」と答えた人が半数以上を占めた。対処法では4人に1人が薬を飲むと答えたが、睡眠促進効果があるとされる沖縄の伝承野菜クヮンソウ(アキノワスレグサ)を知らない人は回答者の9割近くに上った。

 調査は全国のわしたショップ直営店で、2009年10月から10年2月にかけて実施。来店客を対象にクヮンソウを用いたサプリメント「グッスリン2―V」(クレイ沖縄)の試供品を配布し、320人(男性109人、女性202人、不明9人)から回答を得た。40〜60代が全体の6割を占めた。

 睡眠に関する悩み(複数回答)では「眠りが浅い」54%、「寝付きが悪い」41%、「早めに目覚める」33%が上位を占めた。男性は「早めに目覚める」39%、女性は「眠りが浅い」53%が最も多かった。

 悩みの対処法では「本を読む」38%、「薬を飲む」27%、「音楽を聴く」24%―の順で多かった。自由回答では「特に何もしない」「アルコールに頼る」などもあった。一方、クヮンソウを知らない人は86%に達し、知っている人はわずか6%にとどまった。

 グッスリンに対する評価では、「野菜が原料である安心感」「自然由来」「効き目がある」との評価が得られた一方、「粒数を少なく」「クヮンソウを食べてみたい」などの要望もあった。

 同公社販売促進室の青木元さんは「睡眠に課題のある人が予想以上に多いことが分かった。調査結果を活用し、ドラッグストアや量販店など卸先の販路開拓につなげる一方、県外でのクヮンソウの知名度が低いので、PR活動にも力を入れていきたい」と話している。

◆私も知りませんでした。それよりも約8割が睡眠に悩んでいることに驚きました。グッスリンに対しては、「EBM:evidence-based medicine」が求められるでしょう。私見ですが、海外のサプリメントならエビデンスを求める必要あると思いますが、長寿沖縄の野菜ならば、あまりエビデンス志向に拘らず、使ってみるのも一つかと思います。

◆「なぜ」よりも「なにが」を使いましょう。こどもの頃から私たちは、「なぜ」と訊かれる時は、ほぼ「悪い」時が多いので、尋問されているように感じ、防衛体制に入ります。「なぜ目標を達成できなかったんだ?」というよりも「なにが原因で目標達成できなかったんだ?」の方が、内側にあるものを引き出しやすいです。

関西人が時に苦手なことは、「沈黙」です。質問を投げて2〜3秒したら、次の質問をする。多いですね。本当はこの沈黙の時間は、クライアントが質問に対して考えたり、整理している時間なんです。ついつい「沈黙」が怖くなるのですが、その時は「ゆっくり考えてくださいね。急がなくていいですから。」の一言をつけると、お互い「沈黙」の共有ができます。ぜひ子供さんとの会話などで、使ってください。

「答えはクライアントの中にしかない」私が心に留めていることです。カウンセリングにしても、クライアントに話してもらうことによって、考えが整理され、自発的行動に繋がります。中には、「これはどうしたらいいんですか?」と答えをすぐ求めてくる人もいますが、その時は「あなたはどうしたいのですか?」といった質問で、クライアントの中にある思い・考え・アイデアを引き出してください。

私たちがアドバイスと思っている提案は、クライアントの考えと100%一致することはありません。クライアント自身が自分の言葉で語る内容こそ、自発的行動に繋がることと「信じて」コミュニケーションすることが大事です。