SCENE135  【睡眠と入眠儀式】  音楽のもつストレス解消パワー

 おはようございます。昨日から3連休ですね。最近夜の外出先からの帰りに、こおろぎの鳴き声を耳にします。ようやく秋が近ずいてきたのかな?と感じながらも、今年の異常気候を考えると、また暑さの戻りがあるのでは?と今年は季節を味わう気分になれない今日この頃です。

★今日のトピック
コレステロール=長寿、脂質栄養学会が指針  読売新聞配信記事引用 9月3日

 コレステロール値は高い方が長生きで良いとする指針を、医師や栄養学者らで作る日本脂質栄養学会がまとめた。
 3日から愛知県で開かれる同学会で発表する。高コレステロールは心臓病や脳卒中の危険要因であり下げるべきだとする現在の医療は「不適切」としており、論議を呼びそうだ。

 現在の基準は、LDL(悪玉コレステロール)が140(ミリ・グラム/デシ・リットル)以上かHDL(善玉コレステロール)が40(同)未満、もしくは中性脂肪が150(同)以上だと高脂血症と診断される。
 日本動脈硬化学会が作成した。メタボ健診の基準もこれを基にしている。 日本脂質栄養学会が今回まとめた「長寿のためのコレステロールガイドライン」は、「現在の基準値は基になる具体的なデータが示されていない」と主張。
 コレステロールが高いほど死亡率が低かったとの大規模研究や、コレステロールを下げる薬を服用しても心臓病の予防効果は見られないとする海外の近年の研究から、指針をまとめた。

◆ 街を歩く人をみると、イヤホンを耳に入れて、音楽を聞きながら歩いている風景は日常でみられますよね。私も自分の好きな音楽を聞きながら電車の移動時間を過ごしたりします。

今日は「音楽のもつパワー」について伝えたいのですが・・・・
音楽は音の波動です。よく耳にするケースは、自宅で育てている生花に「おはよう」と声をかけてあげると、元気に育つという話です。波動研究結果として、「ばかやろう」という言葉を浴びた生花は、萎れていくそうです。そのような波動のパワーを利用したものが、「音楽療法」です。

東ドイツの臨床心理学者 C・シュバァーべの調整的音楽療法というものがあります。ここには、禅の精神も色濃く息ずいているのですが、ここで3つの注意集中課題があります。
1)音楽をありのままに知覚すること
2)身体をありのままに知覚すること
3)考えや思いををありのままに知覚すること

訓練者は、音楽が再生されている10分の間に、いすに座って、目をつぶります。任意の順序、任意の滞留時間で、1〜3に関して注意を振り子のように意識を移動します。音楽は、主としてウイーン古典派の協奏曲の第2楽章です。この10分の間に、いろいろなことが知覚されていきます。

1〜3について、知覚されることにこだわらず、そこに浮かぶ思いをただひたすらに無心に受け入れ受け流していくことが重要です。

この訓練が理想的に実行されると、訓練者はとても深いリラックス感を体験し、心身の解放感を味わいます。この療法のゴールは、どんな状況場面においても、外部からのストレッサーに対して、受け入れ受け流せる、あるがままの状態であることを訓練によって獲得します。

このような専門療法でなくても、寝る前に好きな、落ち着く音楽を聴くだけでも、リラックスして寝つきがよくなります。あまり歌詞のある歌は避けたほうがいいかもしれませんね。