SCENE167 【睡眠知識】  睡眠における 「はねかえり現象」

 今晩は冷え込むそうなので、暖かい格好で。 

★今日のサイエンストピックス
DNPADK脳科学を応用した広告手法を開発する「脳活プロジェクト」を開始
japan.internet.com 配信記事引用 9月29日

 アサツーディ・ケイADK)と大日本印刷DNP)は010年09月29日、ニューロマーケティングによる新たな広告手法を開発する共同の「脳活プロジェクト」を開始した。

脳活プロジェクトでは、“脳科学を応用したさまざまな広告・コミュニケーションの活性化”を目指す。広告の企画制作を通じて生活者の知見を収集してきた ADK と、ニューロマーケティングを活用したリサーチ事業を展開する DNP が主体となり、監修として、脳科学の見地から生活者の興味度などを分析するシステムを、DNP と共同研究する東京農工大学の満倉研究室が参加する。
DNP と満倉研究室が共同開発したヘアバンドタイプの脳波計を用いる分析システムを利用し、ADK が特に強みをもつ「金融」「健康・美容」の2分野で、実際のマーケティングや広告企画の開発に活用できる仕組みを構築する、という。

このプロジェクトでは実証実験を予定しており、「金融」や「健康・美容」に関するキーワードや簡単な質問、実際の広告表現を提示してその反応などを調査する。また、記述式のアンケート調査などの内容と脳波測定結果と照合し、生活者の心理を探求する。実証実験は、10月〜12月に延べ120人名程度を対象として行う。

◆睡眠欲求は時刻に左右されるだけではありません。覚醒時間の長さにも影響します。起きている時間が延びると、体は睡眠不足を解消するために、睡眠で埋め合わそうとします。これが「はねかえり現象」です。

長く起きているほど、深いノンレム睡眠が出現するので、熟睡につながります。

以前にも書きましたが、覚醒と睡眠は車の両輪です。眠気というサインは、脳が睡眠を欲しているサインです。逆に言えば、眠気が生じなければ、まだ覚醒できるともいえます。

体内時計の点から言えば、日が変わるまでに入眠することが大事ですが、眠れなければ、ベットから離れて、眠気を待つことも一つです。ポイントは、翌朝の起床時間を動かさないことです。