SCENE168  【睡眠と笑い】  おなかの底から笑っていますか? 

 今朝は寒かったですね。秋が短く、冬の足跡が聞こえてくる感じです。

★今日のサイエンストピックス
ついに!ES細胞使ったヒトへ世界初の臨床試験  読売新聞記事配信引用 10月12日(火)
 米バイオベンチャー企業ジェロン(本社カリフォルニア州)は11日、胚(はい)性幹細胞(ES細胞)を使った初の臨床試験ジョージア州アトランタの病院で始めたと発表した。
 脊髄(せきずい)損傷の患者に対し、神経の再生を助けるES細胞を与えるもので、まずは治療法の安全性を確認するのが目的。ジェロン社は「ES細胞を使った治療の分野で画期的な試験だ」としている。

◆笑いの研究というのが進められています。吉本興業と大学機関がコラボの結果、老人ホームに若手漫才家の漫才や落語を見て、笑ったあとの前後の効果を測定したら、免疫細胞が活性化していることがわかっています。

心理面でも、ストレスのある時は、なかなか腹から笑いにくいとは思いますが、その状態で入眠にはいっても、交感神経が優位な状態なので、寝付きにくい状況になりやすいです。

笑いといっても、大笑いもありですし、家族での会話の中でも心なごむような会話がリラックスにつながります。深夜番組の笑いの質では、おそらく表面で逆効果になると思います。

心がほっこりする話は、気分の落ち込みを和らげます。ぜひ、1日1笑を!!