SCENE208 【睡眠と睡眠環境】  枕の歴史

おはようございます。

◆みなさんの中で、まくらをいくつも買い換えた人も多いのではないのでしょうか?

今日は枕の歴史に触れたいと思います。

枕をして眠るのは人間の特徴なのですが、意外に古くからまくらという言葉は使われています。

語源としては、「魂倉」が転じて「まくら」となったという説があります。これは、枕で眠ると、魂が体から離れて、枕に宿ると考えられていたようです。

つまり、まくらは魂の倉というわけです。
「まくらをまたいではいけない」という言い伝えは、このあたりの理由によるものであり、神聖な意味も込められていたのでしょうね。