SCENE253  【睡眠知識】  更年期障害と不眠 

 おはようごうざいます!

 みなさん「更年期障害」という言葉を聞いて、女性に発症するものだと思われている人も多いのではないでしょうか?

 実は、男性にもあります。加齢現象の一つなので、個人差が大きいです。一般的には、40〜55歳前後がその期間とされています。

 女性には卵巣という臓器がありますが、これは他の臓器に比べて加齢が早いです。役目としては、卵子を貯めて、女性ホルモンを作るところです。

 加齢とともに女性ホルモンを作る量も大きく減少します。それによる症状が、顔がのぼせて赤くなったり、「ホットフラッシュ」といわれる汗が突然どっと出る症状も起こります。睡眠関連でも、寝つきが悪い、熟眠感がない、不安感、いらいら、めまい・・・

 最近では病院でも「更年期外来」があるところも増えてきています。もし症状が辛い方は、一度受診してみては如何でしょうか?