SCENE259 【睡眠と薬】 粉薬・錠剤・カプセル剤の使い分けって 

 
 みなさん、医療機関から処方された薬や薬局の市販の薬などの、タイトルのような形態には理由があります。

 まずは粉薬。これは水分にすぐ溶けるので、もっとも効き目が早いという特徴があります。また、患者一人一人にあわせて分量を調整できる長所もあります。

 錠剤は、粉薬を圧縮整形したもので、効き目の速さは、カプセル剤よりも早い。

 カプセル剤は、薬がゼラチン質のカプセルに入っており、効き始めるのは遅いが、その分、長時間効くという長所があります。最も効果的な時点で、カプセルが溶けるように調整も可能です。

 それぞれの症状にあわせて、最も適した形態をDRは選択されています。