SCENE290 【睡眠と五感】 PC作業による眼精疲労
今の時代はPCがなくては仕事になりません。
同じ姿勢で、PC画面を見ているときの眼球の動きは速く、ひいては、首や肩のこりになり、ひどいときは、偏頭痛になります。
まだ「疲れ目」の時は、一時的で、ぐっすり寝れば疲れも取れますが、これが慢性化して「眼精疲労」になると、かずみや肩こりなどの症状を呈します。
そもそも、人間の脳に送られてくる情報の90%は、「視覚情報」といわれています。その情報を、脳の能力の50%を使って処理しているといわれます。
つまり、休憩をとらずにPC画面を見ているだけでも、目だけではなく、脳も休ませることなく働かせている状況になります。
それに伴い、寝付こうとしても、脳がクールダウンされていなく、副交感神経への切り替えができないと、入眠障害でふとんに入っても、1〜2時間、平気で寝付けない人が多いです。
結論としては、こまめに目を休ませることが脳を休ませることにつながるので、根を詰めないで、休憩を挟みながらPC作業を進めてくださいね。