SCENE265 【睡眠知識】  寝ているときの金縛り

 金縛りのことを「睡眠麻痺」と呼びます。

夜中覚醒した時に、体が強い強い力で押さえつけられて、身動きが取れない状態です。

「あ〜 金縛りや!」とついつい焦る気持ちと動かない体。

睡眠学では、浅い眠りであるレム睡眠の時に起こるといわれています。レム睡眠は、半分覚醒しているような状態なので、そこで意識が覚醒しても、からだの筋肉が弛緩したままだと、体を動かすことはできません。

 このメカニズムが金縛りです。
決して幽霊などの心霊の世界の話ではないので、しばらくじーっとすると体に覚醒の信号が伝わり、体が動けるようになります。